シャンプーに泡立ちはなぜ必要なのですか?刺激は強くないですか?
泡立ちが良いと洗浄力が高いと感じたり、刺激が強いのではないか?と疑ってしまう方がいらっしゃいますが、結論から言いますと泡立ちと洗浄力や刺激は全く関係ありません。
身近な例をあげると「シャンプー」と「洗濯洗剤」です。
シャンプーに比べると洗濯洗剤は布にしみ込んだ機械油でさえ浮き上がらせて洗浄できるくらい、非常に高い洗浄力を持っていますが、泡立ちはそれほどありません。
では何故シャンプーを泡立ち浴しているかというと、
大きく2つの理由があります
①皮膚や被毛を損傷から守るため
皮膚の表皮や被毛のキューティクルは水に濡れると摩擦に対して非常に弱くなるので、泡で摩擦を軽減しないとシャンプー中の摩擦で皮膚や被毛がとても傷んでしまいます。
②汚れの再付着を防ぐため
せっかく垢(アカ)や古い角質などの汚れを浮かしても、そのままでは再付着する可能性は高いですが、泡で汚れを包み込み、皮膚や被毛を泡で包み込むことによって、空気の層をつくることで再付着することを防いでいます。
以上のことからシャンプーの洗浄力に泡立ちは関係ありませんが、シャンプーに泡立ちはとても大切な機能ということになります。