どうすればトリミングシザーを長持ちさせることができますか?
①まずは用途に応じて使い分ける。
特に多いのが仕上げ用のハサミで荒切りをしているという場合。
仕上げバサミは繊細に切れるように刃を薄くしている場合が多いので、荒切りに使用していると繊細に切れなくなったり、刃こぼれの原因になったりします。
②セーム革で刃のメンテナンスを小まめにする。
セーム革は汚れや油をふき取るものではなく、刃を整えるものです。
出来れば1頭ごとに軽く刃を整える。と刃の傷みはかなり抑えることができます。
③ハサミ用のシザーオイルを使用する。
機械油やミシン油でシザーのお手入れをされている方が多いですが、逆に傷めることになる可能性があるので、正しいシザーオイルを使用しましょう。
④トリミングシザーを丁寧に取り扱う。
落下や衝撃を与えたり、シザーを重ねて置いたり、刃をきちんと閉じないで置いたりしないように気を付けましょう。
⑤研ぎはメーカーに出す。
メーカーに研ぎを依頼するとどうしても日数がかかるので嫌がる方が多いですが、最適の修理はそのハサミを制作している会社です。
※以上5点をお守りください。