メディカルハーブについて(基礎編)

【ハーブ】とは?

ハーブとは「くらしに役立つ草」のことで香りがなくても薬効があればハーブとよぶこともあるし、草だけでなく木やキノコも含めることもあるそうです。

 

【メディカルハーブ】とは?
ハーブの中で特に健康維持のために使われるハーブをメディカルハーブと呼ぶそうです。
医薬品ももとをたどればハーブに行く着くとのことです。

 

【身近にあったハーブを主原料とする薬の例】
①タミフル(インフルエンザ治療薬)
スターアニス(八角)からとれる『シキミ酸』を元に合成

②パシフラミン(催眠鎮静剤・抗不安剤)
パッションフラワーを使用。

 

【オーガニックハーブと自生ハーブ】の違いは?
オーガニックハーブとは、農薬や化学肥料などを一切使用せずに栽培した農産物を合成添加物を使用せずに加工した食品の事。
自生ハーブとは、野生ハーブのことで栽培されたハーブよりも効果は高いと考えられています。
魚で例えるとオーガニックは養殖、野生は天然と表現した方がイメージしやすいかも知れません。
ただ野生を使用するには多くの問題(土壌汚染、乱獲など)があり、実際にはほとんどがオーガニック栽培もしくは通常栽培のものが使用されています。

 

【ハーブを使用する場合の注意点】
・必ず専門家に相談してから使用する。
⇒ハーブでは対処できない深刻な疾患の場合もある。
⇒組み合わせ次第では無効および毒になる場合がある。
・野生のハーブは使用しない
⇒高度な専門知識がないと正しい種類を選べなかったり、汚染されていたりと、様々な問題が生じることがあります。

・適量を使用する。
⇒ハーブの使用で毒性が生じるのは、不適切な投与量による場合が多い。
⇒たくさん使えば使うほど効果が出るという訳ではない!

・低用量から使用する。
⇒少なめから始めて様子を見ながら量を調整する。異変があった場合は直ちに中止する。

 

【まとめ】
ハーブは正しく使うと、とても効果効能が高く、様々な効能がある植物であるという事が解りました。
しかしその反面、高度な知識がないと取扱いが難しいものであるということも解りました。
民間療法で安易に手を出すのではなく、より効果効能と安全性を高めるためにも専門家に相談しながら摂りいれることをお勧めします。

 

犬とか体調が悪いとき、散歩中に雑草を食べたりしていますが、あれもその状態にあったハーブを摂り入れている場合もあるのだとか。。。

 

本能ってほんと凄いですね