現実を正しく把握する
ワンクスクリエイションの山口です。
前回は『顧客を創る』というテーマで書かせていただきましたが、今回はそのためにも大変重要になってくる『現実を正しく把握する』ということに焦点を当てて書きたいと思います。
事実はひとつtだと思われがちですが、実は現実を正しく把握するということはとても難しいことです。
何故なら人は与えられた情報から判断をし、時には期待や主観を込めてしまうからです。
だから『報告された事実』『期待されている事実』『事実とされているような事実』など、実に様々な事実もどきが生まれてしまいます。
また店舗が増えたり、人が増えたりして組織が大きくなればなるほど管理職やリーダーからは現場が見えづらくなり、人からも報告で知ることになり、ますます現実・事実が見えなくなります。
だからこそ『ソンタク無用』『事実を死守選択しない』『希望的観測をしない』などを注意して、良い情報も悪い情報もできるだけ正確に把握・報告するように心がけ、指導する必要があります。
そして会社の中で何がおこっているのか?
またはマーケットでは何が起こっているのか?
現場では何が起こっているのか?
などを正しく把握するような習慣を組織の中に持つことが大切です。