プロフェムがノンオイルにこだわっている理由(前編)
今回は何故『皮膚と被毛の科学的根拠に基づいた安全性』を主軸に商品開発をしているプロフェムが人間のシャンプーの主軸であるオイルインに反した商品になっているかを説明したいと思います。
皮膚と被毛の特徴として、
『油を吸って、水をはじく』
という働きがあります。
手が荒れているときにハンドクリームを塗ると、乾燥なのでキメが荒れている表皮が油を即座に吸い込むことにより手荒れが目立たなくなるアレです。
毛も同じで傷んだキューティクルにシャンプーやリンスに含まれている油分を吸わせることでキューティクルのきめが揃い指通りやツヤが良くなります。
ただし、オイルにはデメリットもあります。
それは、時間の経過や紫外線・空気に触れることで『酸化する』ということです。
酸化したオイルはアルカリ化し、常在菌などが増殖する原因になります。
ではなぜ人間用のシャンプーやリンスにはオイルが配合されているのでしょうか?
それは、日本人は基本的に1~2日に1回程度の洗髪頻度を想定してシャンプーが作られています。
なので、シャンプーに含まれたオイルが酸化して頭皮にダメージを与える前に、古い油を落として、新しい油を塗布する。
ということで、オイルインのメリットが出やすくなっています。
次回、『犬猫に対してのオイルインのメリット、デメリット』を紹介します。