シリコンは危険? PartⅡ

前回のブログに続き、シリコーンに関して明記していきます。
その上で、プロフェムとシリコーンとの関係性を明記します。

 

質問6.シリコンは抜け毛や痒み、毛根に詰まる様なトラブルに繋がるって聞きましたが?
回答6.そのようなトラブルを発生させる可能性を有する工業用シリコンは存在しますけれども、薬事法で厳しい安全基準を規制される化粧品はもちろん、食品・日用品などに使用・配合されるシリコーンに、ご質問のようなトラブルを発生させるタイプの成分は、全く使用・配合されていませんから、ご安心ください。
またシャンプーなどに使用されているシリコーンは非常に細かい粒子なのでシャワーによる流水で簡単に流れるため、毛根に詰まりトラブルを起こす可能性は極端に低いです。

 

質問7.シリコンが有効成分の浸透を妨げると聞きましたが?
回答7.毛が濡れている状態ではシリコーンが毛全体を覆う訳ではないので、有効成分を妨げるような事はありませんので、ご安心ください。

 

質問8.プロフェムにノンシリコンの製品はありますか?
回答8.クリアウォッシュ、ブリスルシャンプー、スキンケア シャンプーの3種類は、シリコーンを配合していない製品です。ただし、ノンシリコーンシャンプーを謳い文句にした製品ではなく、製品の使用目的やスタイリング能力、製品に求められる効能効果などの違いによって、その成分の必要性がないことからシリコーン不使用としているに過ぎません。

 

質問9.プロフェムはなぜノンシリコンにしないんですか?
回答9.シリコーンを配合している製品は悪い製品で、ノンシリコーンシャンプーは良い製品であると、読んだり聞いたりした人が勝手に勘違いしてしまうイメージ戦略は、広告戦略としてはアリなのかもしれませんが、プロフェムは、皮膚科学や毛髪・被毛科学、香粧品学など科学の事実に基づく情報を提供していくという基本理念から、ノンシリコーンシャンプーという製品分類法を使用していません。

シリコーンを含め化粧品処方を開発する時の全ての成分を配合するのか、しないのか、という判断は、「優」「劣」という基準ではなく、製品の安全性はもとより、使用目的やスタイリング能力、製品に求められる効能効果などによって、「必要」「不要」と判断されるものです。

 

結論
『シリコーン』と言っても多種多様あり、体内に有毒な『シリコーン』があることも事実ですが、化粧品や日用品、食品、衣料品に使われているのは充分に安全性が確認されている成分です。
例えるなら『油』と一言で言っても『重油やガソリン』といった体に有害な油もあれば、オリーブオイルなどの体に有益な油も有ります。
販売戦略の一つとして『イメージ戦略』という物があり「まったくの嘘ではないけど誤った情報を流して、意図する方向に誘導させる」という場合があります。
なので「嘘やイメージだけの情報に流されない、正しい情報を元に、ご自分のポリシーや目的に合った正しい判断が出来る」賢い消費者であってください。